ニューバランス373キッズの意外な事実。996と迷う親御さん必見！

2025年10月26日

お子さんの新しいスニーカー選び、特にニューバランスとなると、多くの親御さんが一つの壁に突き当たるのでないでしょうか。

「やっぱり定番の996がいいのかな？でも、他にも似たようなモデルがあるし…」と、店頭やオンラインストアで頭を悩ませた経験は、きっと少なくないはず。

はい、我が家もめちゃくちゃ悩みました。

そんな中で、常に有力な選択肢として挙がりながらも、どこか謎めいた存在感を放つのが『373』シリーズ。

実はこのモデル、多くの人に「隠れた名作」と呼ばれ、定番の996や574に勝るとも劣らない人気を誇っています。

でもその人気の裏には、ほとんどの人が知らない意外な事実や、親御さんこそ知っておくべき重要な注意点があるんじゃないかなあ、と個人的に感じています。

今回は、そんな373の知られざる秘密と996との比較をまとめました。

隠れた名作373は、実は手頃な入門編

多くのスニーカーレビューで、定番の『996』などと比較して「隠れた名作」と評される『373』。

ニューバランスの300番台シリーズ（373を含む）は、ブランドが入門編として位置づけているモデルなんですよね。

特徴は、デザイン性と機能性のバランスを取りながら「価格もリーズナブルで手の届きやすい設定」になっている点。

スニーカー好きにはクラシックなデザインで評価されながら、ブランド自身は「初めてニューバランスを履く人」にも推奨しているのです。

2021年にキッズラインが登場した『373』ですが、その背景には明確なコンセプトがあることをご存知ですか？

それは、家族全員で「親子でお揃い」を楽しめるようにすること。

そのコンセプトを象徴するのが、公式プレスリリースでも紹介された「CS2」というネイビーカラー。

このカラーは、メンズの「ML373」、ウィメンズの「WL373」、ジュニアの「YV373」、そしてインファント（幼児）用の「IZ373」まで、すべてのサイズで展開されています。

単なる子供靴という枠を超え、『373』が家族のつながりを深めるための「ファミリーシューズ」としてデザインされていることを表しているのかなあと。

公式でもこんなキャッチコピーが▼

来る新しい季節に、家族の足と絆をつなぐ「373」シリーズをお楽しみください。

めちゃくちゃ素敵ですよね。

『373』が『996』よりも手頃な価格であることは事実で、2021年のキッズモデル発売当時、YV373の価格は5,720円（税込）と、非常に手に取りやすい設定でした。

でも、373の価値は安さだけではないと思っています！！

373は幼稚園や公園で思いっきり遊ぶために本当におすすめ！

子どもには外で思いっきり遊んで欲しい派の我が家ですが、子どもが1番履きやすかったモデルって振り返ってみるとやっぱり373のような気がするんですよね。

リラックスして履ける広めのシルエット、長期間の使用にも耐える丈夫な面ファスナー、そしてクッション性と耐久性に優れたEVAミッドソー」を備えています。

子ども自身でも履きやすいのもポイントです。

特にインファント用「IZ373」は、シュータンと面ファスナーが開いた状態で止まるため、履かせやすさも抜群、という親目線の工夫が光ります。

一方、『996』はよりスリムなフィット感で、衝撃吸収性に優れた高機能素材「C-CAP」ミッドソールを搭載しています。

泥だらけになるまで遊ぶ日には『373』を、お出かけの日には『996』を。

我が家では使い分けて履いていましたよ。

ここが、親御さんにとって最も重要なポイントかもしれません。『373』のサイズ選びには、多くの人が知らない複雑な「罠」が潜んでいます。

まず、幼児モデルとジュニアモデルで足幅の公式規格が異なります▼

幼児サイズからジュニアサイズへステップアップする際、同じ『373』でも急に細身になるのです。

996・373の足幅は共にWサイズとMサイズと同じ表記ですが、一般的に373の方が足幅が広めな気がします。

同じ「M」規格であっても、YV373はYV996よりもややゆとりがある作りになっているのかなあ、と感じます。

お子さんの足が幅広タイプで、IZ373からYV373へ移行する際は、ハーフサイズかワンサイズ大きめを検討し、可能であれば必ずお店で試着させてあげるのが最も確実ですよ。

373は、初めての一足として、泥んこになる公園用として、そして家族の絆を深めるお揃いの一足として本当におすすめ。

ぜひたくさん履いて、家族の思い出を作って欲しいなあと思います。