冬の一大投資といえば、ダウンジャケット。
決して安い買い物ではないからこそ、本当に価値があり、長く愛用できる一着を買いたいですよね。
無数のブランドとモデルが溢れる中で、その選択は年々難しくなっていると感じている方も多いはず。
ただ暖かいだけじゃない。10年以上を共にする賢い投資としてのダウン。
今回は、そんな本命ダウンブランドをご紹介します。
定番の高級ダウンジャケットブランド
高級ダウンジャケットのブランドとして、長年にわたり人気を誇る大本命ブランドがいくつかあります。
Moncler(モンクレール)
1952年にフランスで山岳用スポーツウェアを中心に誕生した、高級ダウンジャケットの最高峰として知られるラグジュアリーブランド。
お値段お高いですが(0がひとつ違う)その分、暖かさはものすごいく、世界中にファンが多いブランドでもあります。
軽量で保温性に優れた機能性ダウンが特徴で、難度の高い山に挑むための機能を持っています。
— Moncler (@Moncler) November 3, 2025
「Mayaショートダウンジャケット」(モンクレール定番の「HIMARAYA」を進化させたモデルで、美しいツヤ感のあるナイロンラケ素材が魅力)、「Chevreuseショートダウンジャケット」(マットな質感が特徴)、「BRAYEショートダウンジャケット」(撥水加工が施され、襟元にシアリングとスタンドカラーを採用)。
THE NORTH FACE(ザ ノース フェイス)

1966年に米国で創業したアウトドアブランドで、高い防寒性と耐久性を備えたダウンウェアが特徴。

機能性とデザイン性を兼ね備えており、アウトドア愛好家から街着として楽しみたい方まで幅広く支持されています。
我が家でも昨年、ついについに念願の1枚をGETしました・・・!

お値段は税抜きで55500円でお高かったのですが、ものすごーーく暖かい。(今回ご紹介しているダウンの中では安い方ですが、我が家にとっては高い。)
でも向こう5年以上は着れると思うと決して高くはないのかなと思います。
関東くらいの冬の寒さなら全然問題なく凌げるくらいの暖かさです。
「マウンテンダウンジャケット」(ブランドを象徴する肩の切り替えデザインが目を引くハイエンドモデル。防水透湿素材のGORE-TEXで雨雪を防ぎ、蒸れにくい仕様)、「Baltro Light Jacket」(極寒の天体観測や雪上ハイクにも対応できる高い保温性を備えている)。
CANADA GOOSE(カナダグース)
1957年にカナダ・トロントで設立されたラグジュアリーウェアメーカーで、「Made in CANADA」にこだわり続けています。
極寒地対応の防寒着を得意とし、その防寒性の高さは日本では熱く感じるほどと言われています。

「MacMillan Parka」(ミドル丈であらゆる服装にマッチし、80%ダウン素材で抜群の保温性が特徴)、「ラングフォード パーカ ブラックレーベル」(625フィルパワーのダウンを採用し、-25℃までの寒さに対応すると謳われている高機能モデル)。
2025〜26年冬注目のネクストブームブランド
モンクレールやカナダグースといった定番に加え、2025-26年冬に特に注目を集めているNEXTブームブランドもいくつかあるのでご紹介します。
TATRAS(タトラス)
2006年創立のイタリアに拠点を置くブランドで、軽量で美しいシルエットのダウンジャケットを得意としています。
ホワイトグースダウンを90%使用しており、軽さ、保温性、美しいシルエットが特徴です。
「DOMIZIANO ドミッツィアーノ」など。
MOORER(ムーレー)

2006年にイタリアで創設したラグジュアリーアウターブランドで、「Made in Italy」と最高級の素材にこだわっています。
最高品質のホワイトグースを使用し、非常に高いフィルパワーが特徴で、ダウンの配合率は業界最多の95%(CASCIANO-FUR-SHの場合)を誇ります。
「CASCIANO-FUR-SH」、「SIRO」(ムーレーの定番アイテムで、ビジネスシーンでも活躍するスマートなシルエット)。
PRADA(プラダ)

1913年にイタリア・ミラノで創業した高級ブランドで、ナイロン素材を革新的に使用したことでも有名です。
上質な素材使いに定評があり、ブランドを象徴するトライアングルロゴがアクセントになったダウンが豊富です。

「Re-Nylon キルティングダウンコート」、「ミディアムウェイト カシミヤ ダウン ジャケット」。
PYRENEX(ピレネックス)

1859年創業のフランスを代表する老舗ダウンメーカーです。
鮮度の高い上質な羽毛を使用しており、その保温性と上質性の高さからネクストブームとして注目されています。


「BELFORT2」(ミドル丈、防水加工を施したコットン生地を使用)、「BARRY」(850フィルパワーのフレンチダックダウン「LEGEND1859」を封入した本格ダウン)。
HERNO(ヘルノ)
1949年にイタリアで誕生したアパレルブランドで、細やかなディティールやフィット感にこだわり、卓越したクラフツマンシップとデザイン性の高さが支持されています。
2WOOLRICH(ウールリッチ)

1830年設立のアメリカ最古のアウトドアブランド。
ダウンジャケットの王道ブランドとして人気を誇り、機能性とデザイン性を兼ね備えたウェアを展開しています。

「ARCTIC PARKA(アークティックパーカ)」(1970年代にアラスカの作業員のために開発された、-40℃にも耐えられるアウター)。
Stone Island(ストーン アイランド)
1982年にイタリアで創業した高級スポーツカジュアルブランド。
特殊な染色技術「ガーメントダイ」のダウンジャケットが有名で、美しい質感と高い防水性を兼ね備えています。
Mackage(マッカージュ)
1999年にカナダ・モントリオールで設立されたアウターブランドで、近未来的かつトレンドを落とし込んだ美しいシルエットが注目されています。
最高級の素材と特殊な処理を施した高級ダウンを使用しています。
BURBERRY(バーバリー)
1856年にイギリスで設立された老舗ブランドで、ダウンジャケットにもアイコンデザインのバーバリーチェックが施されたモデルがあります。
DUNO(デュノ)
2012年にイタリアでスタートしたアウターブランドで、機能性とデザイン性がバランス良くミックスされていると定評があります。
その他のおすすめ高級ダウンジャケットブランド
上記の他に、メンズ向け高級ダウンジャケットとして紹介されているブランドにはこんなものがあります。
- +phenix(プラスフェニックス):日本のスキーブランドPHENIXから派生したアーバンスタイルブランドで、「ゴアテックス ダウンジャケット」が紹介されています。
- DUVETICA(デュベティカ):2002年にイタリアでスタートし、最高級のグレイグースダウンを使用しているブランドです。
- ARC’TERYX VEILANCE(アークテリクス ヴェイランス):アークテリクスが始動させた、都市生活に最適化させた高級アーバンラインです。
- ヴァレンティノ(VALENTINO):エレガントで都会的なスタイルが特徴のラグジュアリーブランドです。
- デサント(descente):日本の総合スポーツブランドで、縫製を排した熱接着構造と防水性に優れた素材を採用した「水沢ダウン」が人気です。
高級ダウンジャケットまとめ
高級ダウンジャケットは、一般的に5万円から20万円ほどと高額ですが、品質が高く、機能性や保温性が長く失われないため、一生モノとして長く愛用することができます。
ブランドだけでなく、ダウンの配合率やフィルパワー(700FP以上が高級品の目安)、そして用途に応じた機能性(防水性、撥水性など)を確認してお気に入りの一枚を見つけてくださいね。







